今日は十五夜

こんにちは、モーリスの斉藤です。

今日、9月13日は2019年の中秋の名月です。

十五夜は今日なんですよ♪

 

秋といえば月がきれいに見える季節です。

中でも“十五夜”は特に月がきれいに見える日といわれています。

 

十五夜のお月見が盛んになったのは、平安時代です。

月を見ながら酒を酌み交わし、船の上で詩歌や管弦に親しむ風流な催しだったそうです。

貴族たちは空を見上げ月を眺めるのではなく、水面や盃の酒に映る月を愛でたそうです。

庶民が十五夜を楽しむようになったのは江戸時代に入ってから。

貴族と違い月を眺めるのではなく、収穫祭や初穂祭の意味が大きかったといわれています。

十五夜のころは稲が育ち、収穫を迎える時期です。

無事に収穫できる喜びをわかちあい、感謝する日でもありました。

 

お月見によく見るお供えものを少しご紹介します。

●すすき

秋の七草のひとつ。白い尾花が稲穂に似ている、魔除けになるといわれています。

 

●月見団子

丸い団子を月に見立て、感謝の気持ちを表すそうです。

団子の数は十五夜なら15個、ピラミッドのように積んでお供えします。

 

“月がきれいですね”この言葉に隠れた意味があるそうですよ。

これは“あなたを愛しています”という意味といわれているそうです。

英語教師をしていた夏目漱石が、教え子が「I LOVE YOU」を

「我、君を愛す」と訳したのを聞き、「日本人はそんなことは言わない。

月がきれいですねとでも訳しておけば伝わるもの」と言った逸話から

遠回しの愛の言葉として用いられたそうです。

すてきなお話ですね。

月の素敵なこの時期に大切な方へ気持ちを伝えてみてはいかがですか。