お色直しの意味

こんにちは、モーリス髙野です。

最近は気温も上がり少し動くと蒸し暑く感じる季節になりましたね☀

 

さて、結婚式の際に、新郎新婦様がお召しになっているお衣装をチェンジすることを『お色直し』と言います。

お色直しには本来どのような意味があるかご存知ですか?

 

「お色直し」は、白ドレスからカラードレスへ、白無垢から色ドレスへ、など様々なパターンがございます。

本来のお色直しは、新婦が白一色で仕立てられた白無垢から、色打掛に着替えることを指していました。

白無垢から色打掛に衣裳替えするのには、「相手の家に染まる」という意味が込められていたようです。

諸説ありますが、お色直しの起源は室町時代だと言われています。

当時は、結婚したら白無垢を3日間着続けて、4日目に色打掛を着るのが習慣でした。

時間をかけることで相手の家に染まることを許され、嫁入りが認められていたのだと言います。

その習慣が簡略化され、現代の様な披露宴の途中で衣装を変えるようになったのです。

 

ちなみに欧米などでは、お色直しの習慣はありません。ウエディングドレスをレンタルする人は少なく、新しいドレスを購入するか、手作りをするので、一生に一度の思い出として一日中来ていることが多いそうです。

言われてみれば、海外の花嫁様はカラードレスを着ているイメージがあまりないですよね♪

 

お色直しの回数ですが、1980年代後半のバブル景気だった時代、いわゆる「派手婚」と呼ばれる時代はお色直しが3回以上というのが普通だったそうです。

時代が変わり、「派手婚」からゲストをもてなす「おもてなし婚」へと変化するにつれ、お色直しの回数は減り、ゲストと共に過ごす時間が増えたとされています。

 

最後にワンポイント☆

お色直しをされない方が増えていますが、「中座」という形で休憩の時間を取ることをおすすめします♪

というのも、結婚式当日は人前に立つのが好きな方でも何かと緊張します。

挙式から始まり、披露宴終了までの約半日間、知らないうちに疲れがたまってくるものなんです。

またお手洗いの心配なども…。

実は新郎新婦が席を立ってる間は、ゲストの方の中休みのお時間にもなりますのでその際にお化粧室へ行く方も多いんですよ。

 

衣装はそのままで、ヘアアクセサリーやヘアチェンジだけを行うことも可能です♪

「ゲストと少しでも一緒に過ごしたい」と考えているのであれば、短く中座の時間を設けてみたり…

お二人らしい結婚式のお手伝いが出来るよう私たちも全力でサポートさせて頂きますので

なんなりとご相談くださいませ♡

 

 

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